悪の法則 [pleasure room]

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自分としては「つまらない映画」だった。

「エイリアン」「ブレードランナー」が好きで、松田優作の最後の作品でハリウッドデビューの作品「ブラック・レイン」の時に、大阪とは思えない映像に魅了されて自分としてのリドリー・スコット監督への評価が固まっていた。

今回のこの「悪の法則」には何処か(勝手ながら)「氷の微笑」の様な期待感がありましたが・・・残念。

映画の始まりから暫らく何が何だか解りません。物語の全体像が見えて来ないのです。

まるで毎週放送されてきた番組の劇場版の様に「はしょった感じ」で物語が進みます。

弁護士が要望を抑えきれず裏社会のビジネスに手を出して後戻り出来なくなる。

そして悪事を行うと決めた時から他の選択肢は消えて破滅へ向かって物語が動き出します。

マルキナ(キャメロン・ディアス)は狩りをするチーターの様に、欲望で失速した(悪事に手を出した)獲物の弁護士(マイケル・ファスベンダー)を捕らえます。

獣の本能の様に・・・

そして不要となった物を排除して彼女(マルキナ)の欲望は満たされる。

「頭の良い人にしかわからない作品」と言う人がいたりして価値観は人それぞれですが、私としては「映画は娯楽」と考えていますので、もしこの作品が「観客を選ぶ作品」として作られたならこの作品に「ガッカリ」です。

この作品にこんな豪華なキャストが必要だったのでしょうか?

この作品を無名のキャストが演じたならヒットしたでしょうか?

・ストーリー

 恋人ローラ(ペネロペ・クルス)との結婚も決まり、幸せな人生を送るはずだった弁護士(マイケル・ファスベンダー)は実業家で裏社会ともつながりを持つライナー(ハビエル・バルデム)と手を組み裏社会のビジネスに手を出してしまう。

そんなある日、輸送中の「薬」が略奪されその疑いが弁護士やその仲間のブローカーのウェストリー(ブラッド・ピット)に掛かり闇組織に追われる事となる。

仲間が次々に殺され、恋人さえも失って行く・・・・

・監督

 リドリー・スコット

・製作総指揮&脚本

 コーマック・マッカーシー

・キャスト

 弁護士(マイケル・ファスベンダー)

 ローラ(ペネロペ・クルス)

 マルキナ(キャメロン・ディアス)

 ライナー(ハビエル・バルデム)

 ウェストリー(ブラッド・ピット)

 


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