チョコレート・ファイター [pleasure room]
・ナイスな所
何と言ってもジージャー・ヤーニンの魅力です。
主役のジージャー・ヤーニンが体を張った本物のアクションを見せてくれます。
見た目に華奢でスカートが似合いそうな美少女ジージャーが、男顔負けの派手な武術アクションを行うと言う意外性にジージャーのファンになりました。美少女アクションアニメの実写版みたいです。
格闘技シーンですらCG全盛の今、こんなリアルなアクションが出来る女優が他にいるでしょうか?
監督は「マッハ!」のプラッチャヤー・ピンゲーオ。
この監督が「七人のマッハ!!!!!!!」のオーディションに現れた彼女の才能を見出し、4年の訓練を行いアクション女優として大切に育てたそうです。
やりますな「ピン」さん!
ストーリーもヤクザの娘で自閉症と言う凝り様。
障害者(自分の母親も障害者でした)の中には苦手な事の代わりに絵や音楽など、他の人より高い能力を発揮する人がいますが、ゼンがビデオを見て格闘技を習得する所はそんな所を取り入れたのでしょうか?
とにかく久々にリアルな格闘シーンを見た気がします。
・あらすじ
タイで日本人ヤクザのマサシ(阿部 寛)とその女、ジン(ポンパット・ワチラバンジョン)の子供として生まれた少女ゼン(ジージャー・ヤーニン)は、自閉症で脳の発達が遅かった。
しかしこの少女は、アクションのビデオを見ただけでそこに出てくる格闘技を習得するほど、並外れた身体能力を持っていた。
ある日ゼンは抗争後日本に帰国している、自分の父親マサシが白血病に侵されている事を知る。
ゼンは治療費の捻出に悩む中、ジンがタイで以前お金を貸していた先のリストを見つけ、お金を返してもらおうと、幼馴染のムンと共に借金を回収する旅にでる。
一筋縄では行かない連中相手に、ゼンは武術で対抗して次々と回収に成功して行く。
その騒動に以前マサシと抗争していた、地元最大のマフィアが動き出す。
ジンやゼン達の危機にタイに戻ってきたマサシは、ゼンと共に地元最大のマフィアに最終決戦を挑む。
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